大阪府警都島署は21日、大阪市内で20日夜に保護した会社員男性(33)=大阪府豊中市=がパトカー内で意識を失い、搬送先の病院で死亡したと発表した。男性は酒に酔っており、暴れた際に署員が取り押さえたといい、署は死因とともに対応に問題がなかったかも調べる。
署によると、20日午後10時40分ごろ、大阪市都島区の路上で、「客が絡んでくる」とタクシー運転手から110番通報があった。男性が署員につかみかかるなどしたため、署員4人が男性の手足を押さえてパトカーの後部座席に乗せ、車内でも暴れる男性を署員2人が押さえていたが、数分後に動かなくなったという。搬送先の病院で午後11時44分に死亡した。