第4次安倍改造内閣の発足後初の臨時国会が24日に始まる。新閣僚らの疑惑や問題が相次いで報じられ、野党は追及に力を込める。政府与党は補正予算案の早期成立や、外国人労働者受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)の改正を目指すが、思惑通りに審議が進むかは不透明だ。 野党側が狙いを定めるのが閣僚らの「政治とカネ」をめぐる問題だ。週刊文春に国税庁への口利き疑惑を報じられた片山さつき地方創生相について、共産党の小池晃書記局長は22日の記者会見で「事実であれば、大臣どころか国会議員としての資質が問われる」。国民民主党の玉木雄一郎代表も20日に「事実だとしたら辞任は避けられない」と指摘した。 また、会費制の「集会」の収入を政治資金収支報告書に記載していなかった工藤彰三国土交通政務官についても、野党側から辞任を求める声が出ている。 さらに森友学園事件をめぐる決裁文書改ざんなど、財務省をめぐる一連の不祥事がありながら続投した麻生太郎財務相や、会見で教育勅語を一部評価する見解を示した柴山昌彦文部科学相も、野党側は資質について厳しく追及する方針だ。 先の通常国会で、与野党交渉を主導する「野党第1会派」は、衆院が政権への対決路線をとる立憲民主党、参院が「対決より解決」を掲げる国民民主党とねじれ、戦術がかみ合わない局面もあった。だが、22日には参院も立憲が野党第1会派になった。また、国民も週内に所属国会議員による閣僚追及専門チーム「国会Gメン」をつくる方針だ。野党側の追及姿勢は強まりそうだ。 与党からは臨時国会の運営を懸… |
野党、閣僚の「政治とカネ」に照準 臨時国会24日開会
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
「忖度しない。あの3年3カ月よりフェア」片山さつき氏
ハンセン病家族訴訟「直接協議が重要」 国民・玉木氏
ハンセン病家族訴訟、控訴せず 首相、人権侵害を考慮
首相、「異例」の判断 ハンセン病家族訴訟、補償に課題
ハンセン病家族訴訟 記事を誤った経緯を説明します
国民・玉木氏、控訴見送り方針「歓迎」 ハンセン病訴訟
ハンセン病訴訟控訴見送り、萩生田氏「選挙の影響ない」
福島住民「首相への本音、止められた」 演出される復興
国会議員所得、鳩山氏が突出17億円 安倍首相は27位
閣僚の窮する姿を見せまいと 国会の花形、予算委の危機
自民ViVi広告、私たちはつけ込まれた 若者の違和感
れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者
菅官房長官「問題ない」 安倍首相の大阪城EV発言に
地震発生後もクラブに滞在の大塚副大臣 国交相が注意
金融庁・遠藤長官続投へ 2千万円報告書で反発招いたが
長谷川首相補佐官の元大臣PR、官邸は問題にせず
金融庁報告書からの「問い」 現実から遠ざかる政府の姿
公務員のボーナス、平均67万9100円 昨夏より増額
防災副大臣、地震後も赤坂のクラブに「飲酒やめて待機」
国民年金保険料の納付率、7年連続増 厚生年金へ移行で
首相「打ち出の小づちない」現行の年金制度維持する考え
首相、衆参同日選見送り 参院選は7月21日投開票
「休養必要」の丸山穂高氏が登院 議員辞職を再び否定
老後2千万円、麻生氏の発言「矛盾しない」 閣議決定
長島昭久氏が自民に入党届 民主党政権で防衛副大臣










