23日の米ニューヨーク株式市場は、通商摩擦が世界経済に与える悪影響への懸念などから、大企業でつくるダウ工業株平均が大幅に下落して始まった。前日終値(2万5317・41ドル)からの下げ幅は一時、500ドルを超えた。
建機大手キャタピラーがこの日朝方、2018年7~9月期決算の発表で、鉄鋼などの原材料価格の上昇が業績を圧迫していると説明。米国が中国などと高関税をかけ合う通商摩擦への懸念が深まり、ほぼ全面安の展開になっている。(ニューヨーク=江渕崇)
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