6日の東京株式市場は、日経平均株価が200円を超えて値上がりし、前週末以来2営業日ぶりに終値で2万2千円台を回復して取引を終えた。終値は前日より248円76銭(1・14%)高い2万2147円75銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は18・96ポイント(1・16%)高い1659・35。出来高は13億4200万株だった。
前日は米中貿易摩擦の懸念が再燃するなどして、日経平均は終値で300円超も下落した。しかしその後、米国市場が好調な経済指標を受けて上昇したため、流れを受けた日本市場も値を戻した。ただ、「米国の中間選挙の結果を待とうと売買を控える投資家も多かった」(大手証券)ため、売買は低調だった。