片山さつき地方創生相は、自身が代表を務める政治団体「山桜会」と「自民党東京都参院比例区第25支部」の2016年分の政治資金収支報告書に記載漏れがあったとして、31日付で報告書を訂正した。片山氏の事務所は「作成した秘書が誤認し、記載が漏れた」と説明している。
事務所によると、片山氏が立候補した16年参院選で、複数の団体から寄付があったが、報告書の収入欄に記載しなかったという。訂正の結果、寄付による収入は、山桜会が50万円、第25支部が275万円増え、寄付による収入は、両団体で計325万円増えた。
この問題をめぐっては、1日発売の週刊文春が片山氏側への寄付が報告書に記載されていない疑いを指摘していた。