片山さつき地方創生相は14日午前の衆院内閣委員会で、自身が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書の訂正が相次いでいることについて、「団体、支部などを含めすべてチェックした。それ以上ないと考えている」と述べた。立憲民主党会派の今井雅人氏からの質問に答えた。
今井氏は報告書のずさんな管理を指摘し、片山氏の閣僚としての資質をただした。
これに対し片山氏は「今回のことを反省し、複数チェック体制にするとともにマネジメントに努めて参りたい」と答え、閣僚の辞任は否定した。
片山氏の事務所は13日夜、収入の記載漏れが34件の計450万円、支出の記載漏れが6件で計90万3千円見つかり、報告書の訂正を総務省に届け出た、と発表した。