アジア太平洋経済協力会議(APEC)を主催したばかりのパプアニューギニア(PNG)で20日、治安部隊のメンバーの一部が、APEC首脳会議の警備任務に伴う超過勤務手当の支払いを求めて国会議事堂に押し入る騒ぎがあった。ガラス戸などが壊れる被害があったという。
首都ポートモレスビーからの報道などによると、警察と軍、刑務所の人員で構成されたAPEC警備の隊員ら数十人が、超過勤務手当の支払いが不十分だとして議会内に侵入。手当の支払いを求めた。警察幹部が支払いを保証しても納得せず、数時間にわたってオニール首相らへの面会を求めた模様だ。さらに別の隊員ら数百人が議会前の道路を封鎖して抗議した。
地元紙ポストクーリエ(電子版…