自宅で当時生後４カ月の次男を暴行したとして、大阪府警は２８日、アルバイトの父親（３１）と無職の母親（３４）＝いずれも大阪市＝を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。父親は「自分は何もやっていない」、母親も「暴力ということはありません」といずれも容疑を否認しているという。

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捜査１課によると、２人の逮捕容疑は今年１月６日午後、当時の自宅だった大阪市内の集合住宅の一室で、次男（１）の頭に強い衝撃を与え、殺害しようとしたもの。次男は一時意識不明になり、現在も入院中で、左半身がマヒするなど重度の後遺症がみられるという。

事件当日に父親が「元気がない」と１１９番通報。不審に思った搬送先の病院が府警に連絡していた。父親は９月、取材に「次男が突然ベッドで泣き始めた。病院から『外部から強い力が加えられない限り、こんなけがはしない』と言われたが、虐待はしていない」と説明。母親も「何もしていない」と話していた。