出産後に仕事を続けている女性は73・7%で、10年前より16・7ポイント増えた。結婚後に働き続けている女性も78・5%と、14・3ポイントの増加。
厚生労働省の調査で、このような状況が明らかになった。厚労省の担当者は「育児休業制度の普及が、女性の就業を後押しする一つの要素になっている」と分析している。
この調査は2017年11月に実施した「21世紀成年者縦断調査」で、28日に結果が公表された。調査対象は25~34歳の男女で、12年に20~29歳だった人たちを継続的に追ったものだ。
12~17年に仕事をしていて結婚した女性1040人と、出産した女性338人(学生などを除く)に就業状況などについて質問し、07年に25~34歳だった女性たちを対象に実施した調査と比較した。その結果、仕事を続けている割合が大幅に増えていた。
このほか、出産した女性417…