フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で競うGPファイナルは8日(日本時間9日)、カナダ・バンクーバーで女子フリーがあり、シニア1年目の紀平梨花(関大ク)が初優勝。指導する浜田美栄コーチが報道陣の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
フィギュア特集 Kiss and Cry
フォトギャラリー「紀平梨花が初挑戦で優勝 フィギュアスケートGPファイナル2018」
【フォトギャラリー】銀盤に新星誕生
――演技前にはどんな言葉をかけたのか。
「あなたはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だけじゃないと言いました。他のスピンもステップもスケーティングもよくなったから。ちゃんといい4分間を見せてねと言いました」
――すごく落ち着いて演技していた。
「なんか楽しんでいたように感じる。こんないい場所で滑らせてもらうことはなかなかないから楽しんでおいでって言いました」
――デビューシーズンでタイトルをとった。
「デビューシーズンだからイケイケでいったところはあったんじゃないかな。(最終の)6番滑走まで待って滑るのは緊張があるかもしれないけど、ザギトワ(ロシア)の方がもっと嫌だったと思うんですよね。気持ちとしては。だからみんな一緒です。どんな立場でも」
――5年ぶりに日本勢が優勝。ずっとロシア勢を倒したいとおっしゃっていましたが。
「はい。ついに!って感じです…