日本ハムは11日、高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)と、ヤクルトの秋吉亮投手(29)と谷内亮太内野手(27)との交換トレードが成立したと発表した。リリーフの層を厚くしたい日本ハムと、先発を補強したいヤクルトとの思惑が合致した。
高梨は2016年に10勝2敗で新人王に輝くなど、主に先発として活躍。球団を通じて、「北海道のファンの方々にたくさん応援していただき、感謝しています。日本シリーズでファイターズと対戦し、倒すことが恩返しだと思い、これからもがんばります」とコメントした。秋吉はヤクルトのリリーフ陣の中心として、15、16年は70試合以上に登板。野球日本代表「侍ジャパン」にも選ばれ、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した。