26日発売の週刊文春が「世界的人権派ジャーナリストの性暴力を告発する」と題する記事を掲載したのを受け、フォトジャーナリストの広河隆一さんが同日、ホームページ上でコメントを発表した。
「私は、その当時、取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたという認識に欠けていました。私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫(わ)びいたします」としている。社長を務めていた出版社「デイズジャパン」の代表取締役を解任され、取締役の地位も解任されたと報告している。
週刊文春は、広河氏から「キミは写真が下手だから僕が教えてあげる」などと言われてホテルの部屋に来るよう求められ「抗(あらが)えないまま」セックスをしたというフォトジャーナリスト志望だった女性の証言などを伝え、「7人の女性が#MeToo」などと報じていた。