新年の「年男・年女」となる亥(い)年生まれは1055万人――。総務省が1月1日現在の人口推計をまとめた。男性は512万人、女性は543万人。日本の総人口1億2632万人の8・4%を占める。
年代別では、第1次ベビーブーム世代に含まれる72歳が206万人で最も多く、第2次ベビーブーム世代の48歳が196万人で続いた。12歳は108万人。96歳は16万人だった。
新成人は前年より2万人増えて125万人。近年は横ばいか微増傾向で、総務省国勢統計課は、第2次ベビーブーム世代の子どもが成人に達する年齢になってきたとみている。ただ、総人口に占める新成人の割合は9年連続で1%を下回った。(別宮潤一)