佐賀県警は24日、包丁となたを持って病院を訪れたとして、同県武雄市朝日町中野の無職山本和幸容疑者(71)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。病院には患者として訪れ、50代の医師の顔に刺激の強いスプレーを吹きかけたという。
発表によると、山本容疑者は24日午後3時15分ごろ、武雄市内の病院で、刃渡り約17センチの包丁となたを1本ずつ所持していた疑いがある。病院から「2階の外来診察室で、患者が先生に刺激のあるスプレーを吹きかけた。持っていた包丁を取り上げた」と110番通報があり、駆けつけた警察官が逮捕した。