海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題で、自民党の山本朋広・国防部長が韓国政府の主張について「泥棒が単にウソをついていただけ」と述べたことを受け、韓国外交省は1日、「我が国を見下し、国民感情を刺激する発言を行ったことを甚だ遺憾に思う」との見解を表明した。
自民・国防部会長、韓国政府を批判「泥棒がウソついた」
同省は「日本の政治家たちが両国間の懸案を政治争点化し、論争の種にして拡散させることは賢明な態度ではない」とも指摘。「韓日関係の未来志向的な発展を阻害していることを、日本側は明確に認識しなければならない」と主張した。(ソウル=武田肇)