中日の松坂はマイペース調整を続けている。3日は初めてブルペン入り。傾斜のあるマウンドでタオルを使ったシャドーピッチングをビデオで撮影し、下半身の動きや足の運び方などの投球フォームを確認した。
毎年の鬼役にうっぷん? 中日・ドアラ、腹いせの豆まき
右肩痛からの復活をめざして中日にテスト入団した昨季、2日目にはブルペンで投げ込むなどアピールに必死だった。今季は「じっくりやる」と話す。目標の中6日での先発ローテーション入りへ、遠投を重視した調整法も試していく。
今季から背番号が西武などで慣れ親しんだ「18」に変わった。38歳のベテランは「(11登板で6勝の)昨季よりも多くの試合に投げ、勝ち星を積み上げたい。1年間、走り続けられるようにしたい」。プロ21年目のシーズンへ向け、力を込めた。=北谷