知人女性の長男(5)の顔などに氷のようなものを押しつけて凍傷を負わせたとして、兵庫県警は14日、同県姫路市土山東の町、会社員森内晋平容疑者(48)を傷害の疑いで逮捕した。「全面否認し、黙秘する」と容疑を否認しているという。
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川西署によると、森内容疑者は4日午後4時15分~7時、同県川西市内の知人女性宅で、女性の長男の顔などに氷のようなものを押し付け、全治2週間の凍傷を負わせた疑いがある。女性も当時一緒にいたが、「気づかなかった」と話しているという。
署が任意で提出を受けた女性のスマートフォンには、洗濯ばさみで鼻や耳を挟まれた男の子の写真や陰部に落書きされた写真があり、署は被害男児か確認するという。
署によると、男児は今月4、5両日に保育園を無断欠席。6日に登園した際、職員が顔などに傷があるのを発見した。理由を聞くと、男児は「(森内容疑者に)ドライアイスを押し付けられた」と答えたため、県川西こども家庭センター(児童相談所)に連絡。同センターは川西署に通報するとともに、現在男児を保護しているという。