自民党の田畑毅衆院議員(46)=比例東海ブロック=が自らの女性問題を理由に、党本部に離党届を提出したことがわかった。党幹部が明らかにした。同党は今後、田畑氏から事情を聴くなどし、受理するかどうか検討する。
関係者によると、田畑氏は女性とトラブルになり、女性側が警察に被害届を出しているという。今のところ議員辞職はしない見通し。田畑氏は自民党二階派に属し、辞職すれば同派に入会した無所属の細野豪志衆院議員と静岡5区で争う岸田派の吉川赳氏が繰り上げ当選することになる。
田畑氏は、日本銀行勤務などを経て、2012年の衆院選比例東京ブロックで初当選。17年の衆院選では愛知2区から立候補したが落選し、比例で復活当選した。現在3期目。