地域社会を支える新しい人材を育てようと、高知大学が地域協働学部を創設して4年。1期生56人がこの春、社会に巣立つ。人口減と高齢化が急速に進む集落を主な「教室」に、600時間の実習を終えた学生たち。手探りの毎日から何を学び、どう考えたのか。 カツオの一本釣りで知られる高知県黒潮町。4年の川上千裕さん(22)と下村海登さん(22)ら5人は2年半、この漁師町にある小さな水産加工会社「土佐佐賀産直出荷組合」に毎週のように通った。大学から車で2時間。地域資源を活用し商品化まで目指す、地域協働学部の「実習」だ。 香川県出身の川上さんが4年前、新設された地域協働学部に進学したのは「現場に出ることが多く、大勢の人に出会えて楽しそう」と思ったから。実際、その通りだったという。 1年のとき、中山間地など六つ… |
過疎進む集落が「教室」 実習600時間、奮闘した学生
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