トヨタ自動車とソフトバンクが共同出資する新会社「モネテクノロジーズ」は18日、愛知県豊田市内で、利用者の求めに応じて運行する「オンデマンドバス」の実証実験を始めると発表した。移動サービス提供に向け、同市を含む全国の17市町と連携を始めることも明らかにした。
宇宙へ 苦難と栄光、終わらない旅
豊田市では27日から、小原地区で運行中のオンデマンドバス「おばら桜バス」に、モネ社のプラットフォームを導入して実験する。利用者が従来の電話予約に加えて、スマートフォンアプリで予約できたり、ドライバーがタブレット端末で最適な運行ルートを確かめたりできるようにする。
地域の人に実際に使ってもらうことで、課題を探っていくという。
モネ社のほかの連携先は岐阜市や名古屋市、熊本県菊池市など。豊田市のほか横浜市と広島県福山市でも今年度中にオンデマンドバスの実証実験を始める。