安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、自民党総裁の4選を考えているのかを問われ、「自民党のことは自民党においてしっかり議論していくことなんだろうと思う」と述べた。
自民党則で総裁任期は連続3期9年までだが、同党の加藤勝信総務会長は27日の講演で、「国民から『さらに』という声がでてくればそういう状況は生まれるかも」と4選の可能性について言及している。
立憲民主党会派の大串博志氏がこうした加藤氏の発言を紹介しつつ「4選を考えているのか」と質問。首相は質問には直接答えず、立憲民主党の代表任期を逆質問。「自民党のことはどうかご心配なく」とかわした。(板橋洋佳)