政府は4月1日に決める新元号について意見を聴く「元号に関する懇談会」の有識者として、ノーベル医学生理学賞と文化勲章を受けた山中伸弥氏(56)を起用する方針を固めた。1989年の平成改元の際、懇談会の女性有識者は1人だったが、今回は小説家の林真理子氏(64)と宮崎緑・千葉商科大教授(61)の2人で最終調整している。
政権幹部が明らかにした。経済界から榊原定征・前経団連前会長(75)、法曹界から寺田逸郎・前最高裁長官(71)の起用も検討。日本私立大学団体連合会長、日本新聞協会会長とNHK会長と日本民間放送連盟会長は前回通りとし、少なくとも前回の8人より多い9人となる見通しだ。
前回は文系と理系から各1人だ…