オリックスのドラフト1位新人、太田椋(奈良・天理高=18)が8日にオセアンバファローズスタジアム舞洲であった2軍の教育リーグでのソフトバンク戦で右腕に死球を受けた。球団によると、大阪市内の病院で検査を受けた結果、右尺骨骨幹部の骨折と診断されたという。全治は約3カ月の見込み。
2年夏の甲子園4強入りに貢献した遊撃手。父・暁(さとる)さん(48)は元近鉄の選手で、今はオリックスの打撃投手として1軍に同行している。昨秋のドラフト会議でオリックスが指名してからは、親子鷹(だか)として注目を集めていた。
太田はキャンプは2軍スタートだったが、「父との勝負」を目標に、早く1軍に上がろうと練習に励んできた。9日のオープン戦で1軍デビューするという一部報道もあったが、これで前半戦復帰が厳しくなった。