国民民主党は13日、自由党との合流に向けた政策合意について、選挙区ブロックごとの党所属国会議員対象の説明会を終えた。国民によると、17日に都道府県連幹部対象の全国幹事会を党本部で開き、合流に向けた党内手続きを丁寧に進めていく方針。
自由党と国民民主党が合流へ 小沢氏と玉木氏が大筋合意
5回目となるこの日の説明会には、自由の小沢一郎代表と同じ地元で、政治的に距離のある階猛衆院議員(岩手1区)らが出席。階氏によると、説明会で「(参院選岩手選挙区の野党統一候補の調整をめぐり)小沢氏と信頼関係が築けない。合流には反対せざるを得ない」と発言した。「野党の大きな固まりを作ることが大事だと思うが、前回の衆院選で旧希望の党への合流が失敗した教訓を踏まえれば、丁寧にやるべきではないか」との考えも伝えたという。
国民はこの後、都道府県連幹部とインターネット会議も開き、自由との政策合意の経過を説明し理解を求めた。