自民党の小泉進次郎衆院議員が主導する国会改革のうち、妊娠・出産前後の女性議員がインターネットで採決できる「遠隔投票」について、同党は今国会での導入を見送る方針を固めた。憲法違反の可能性があるとの指摘が相次ぎ、慎重論が強まった。
小泉氏ら超党派の議員で国会改革を目指す「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」のメンバーは14日、連合の神津里季生会長と会談し、国会改革への側面支援を要請した。会議会長の浜田靖一・元防衛相は「平成が終わっても、実現するまでやっていきたい」と訴えた。
会議は昨年、妊娠や出産で国会…