菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、東シナ海の日中中間線の中国側で今月上旬、中国がガス田開発のための掘削船を新たに配置したと明らかにした。日本政府は現場海域の境界線は画定していないとの立場で、「一方的な活動を続けることは極めて遺憾だ」と中国政府に抗議した。
外務省によると、今回確認された掘削船以外に、昨年9月に周辺海域で確認された別の掘削船も場所を変えて活動を続けているという。2隻の船が同時に活動していることについて、同省幹部は「珍しいことではないが注視している」としている。(鬼原民幸)
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