日産自動車、三菱自動車、仏ルノーの3社連合は20日、米IT大手マイクロソフト(MS)と連携し、新たなインターネット上のクラウドを立ち上げると発表した。今後販売する車から得られる様々なデータを3社で共有し、開発や経営戦略に生かす。
欧州と日本で今年後半から販売する日産の電気自動車「リーフ」などから新クラウドを活用する。これまで、走る車からのデータ収集は3社で別々だったが、新クラウドに集約することで多くのデータが集まるうえ、コスト削減も期待できるという。日産・ルノー連合とMSは2016年1月に新クラウド計画を発表していた。(木村聡史)