「オープナー」という新しい戦術が昨季から大リーグを席巻している。リリーフ専門の投手が先発して1、2回を投げ、本来の先発投手が後を継ぐ。投げる順番を入れ替えただけで、どんな効果があるのか、プロ野球でも有効なのか。ビッグデータの分析を学ぶ大学生が検証した。
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日本のプロ野球では?
滋賀大データサイエンス学部3年生の神田樹(たつき)さん、近藤大貴さん、仲田帆志弥(ほしや)さんのグループは、「数値シミュレーションによるオープナー制度導入の効果検証」で第8回スポーツデータ解析コンペティション(日本統計学会・スポーツ統計分科会主催)の奨励賞を受賞した。3人は「日本でも効果があるのか興味があった」と話す。
オープナーの有効性を確かめる…