立憲民主党の枝野幸男代表は17日、次期衆院選の小選挙区で野党候補者の一本化を各党に呼びかける考えを明らかにした。ラジオ日本の番組で語った。
立憲や国民民主党など野党6党派は、今夏の参院選の1人区について候補者一本化をめざすことで合意し、調整を進めているが、衆院小選挙区での共闘のあり方についてはこれまで、方針を示していなかった。
枝野代表はこの日、参院選に合わせて衆院を解散する「衆参ダブル選挙」の可能性に言及。その上で「衆院の1人区(小選挙区)は、わが党と国民で(候補者が)ぶつかっているところはほとんどない。そこのバッティングを避け、(与野党が)競り合っている小選挙区は一本化できるよう、統一地方選が終わったら各党に呼びかけたい」と語った。
参院選での候補者調整について枝野代表は「順調に進んでいる。連休明けぐらいに見えてくる」と述べた。