立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表が23日、国会内で会談し、衆院小選挙区の野党候補一本化に向けた協議を始める方針を確認した。枝野氏はほかの野党党首とも会談し、連携を呼びかけていく考え。
野党が動き出した背景には、安倍晋三首相が夏の参院選にあわせて衆院を解散して衆参同日選に踏み切るのではないかとの臆測が与野党で取りざたされていることがある。
枝野氏は党首会談の冒頭、「同日選に備え、野党の議席獲得を最大化し、安倍政権を倒すために各野党の協力を強化したい」と要請。衆院小選挙区の一本化の協議入りに加え、参院選1人区の候補者調整を大型連休明けに決着させること、市民連合との政策協定について野党各党が週内に協議することなど4点を提案した。
玉木氏は「野党間の連携をより…