政府は、皇位継承にともなう10連休(4月27日~5月6日)で懸念される影響について対応策をまとめた。暮らしに関わる分野でみると、金融機関の現金自動出入機(ATM)は原則、通常の土日祝日並みに稼働する。一般ゴミの収集も、全国ほぼ全ての市区町村で週1回以上行われる予定だ。
急患対応する医療機関のリストは、37都道府県がホームページなどで既に公表しているという。通常は月初めにある生活保護の支給も、連休前に前倒しで行うよう厚生労働省から各自治体に依頼した。
需要が増える観光では、空室が残る宿泊施設の割合を都道府県別に公表した。人気観光地の京都府や沖縄県は8割以上が満室だが、4~5割が空室の場所もあり、経済効果の偏重を抑える狙いがある。
内閣府によると、今回の10連…