日本維新の会の片山虎之助共同代表は17日、ロシア大使館でガルージン駐日大使と会談し、丸山穂高衆院議員(維新が除名)が北方領土返還に関連して戦争に言及した問題について陳謝した。ガルージン氏は「戦争という言葉、ロシアの混乱を望むようなことは非常に不快」と述べたという。
維新側によると、片山氏は「維新はそういう考え方に基づいてロシアとの関係を考えていない」と釈明。その後、日ロの友好関係の重要性について確認し合ったという。
片山氏は会談後、「大使は『酒を飲んだからということで言い訳にはならない、というロシアのことわざがある』と言っていた。大変な不快感を持っていることは事実だ」と記者団に語った。