大相撲夏場所で右ひざを痛めながら8日目から再出場し、黒星を喫した新大関の貴景勝が9日目の20日から再び休場する。20日朝、日本相撲協会に休場を届け出た。15日制が定着した1949年以降、再出場した大関が場所中に再び休場した例はない。
貴景勝は4日目の御嶽海戦で右ひざ内側の靱帯(じんたい)を損傷。全治約3週間と診断されて5日目から休場したが、8日目から出場に踏み切った。碧山の立ち合い変化に敗れた後の支度部屋では「(右ひざは)万全だった」などと話していた。
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