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新茶が織りなすモザイク一面 宇治茶の収穫最盛期

「宇治茶」の主産地で知られる京都府和束(わづか)町で、新茶の収穫が最盛期を迎えている。


茶葉は直射日光を避けることで苦みを抑え、うまみが引き出される。そのため、摘まれる前の茶葉には黒色などの覆いがかけられていて、摘み取り作業が進む部分の茶葉の緑と、覆いの黒色とで茶畑にモザイク模様が描かれていた。


同町の茶の栽培面積は約600ヘクタールで、同府内では最も広く生産量の約4割を占める。また、同町の茶畑の景観の一部は、府の景観資産に登録されている。


収穫は新茶、二番茶、秋番茶の順に10月末まで続く。(小川智)


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