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後ろから馬の背にまたがるように乗り込む「馬乗り型車いす」を、多くのロボットを手がける会社テムザックが開発した。スマホで呼び寄せられ、シートも乗りやすいよう変形する。従来の車いすの発想を転換した画期的な製品だ。馬乗り型は世界でも珍しく、各国で特許を取得した。 その名は「RODEM(ロデム)」。乗馬スタイルから、社内会議で「ロデオ」が提案されたが、最後が乗りもの(モビリティ)を表す「M」になった。 ただ、名前の由来には別の説もある。懐かしのアニメ「バビル2世」に登場する、変身能力を持ち、時に主人公を背中に乗せる仲間「ロデム」だ。開発を始めたころは「ロデム変身、地をかけろ――♪」と口ずさむ社員もいた。 高本陽一社長は中央研究所(京都市)で「ロデムに乗り込むと前傾姿勢になり、生活にも前向きになる」と話す。歩くのが難しい人だけでなく、次世代の交通手段として多くの人に使ってもらうことを目指している。 NTTドコモなどと東京・丸の… |
「ロデム発進!」馬乗り型のロボット車いす、地を駆ける
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