公明党前代表の太田昭宏衆院議員(73)が、次の衆院選で東京12区からの立候補を見送る。山口那津男代表が23日の記者会見で発表した。公明党は東京12区に岡本三成衆院議員=比例北関東ブロック、当選3回=を擁立する方針。太田氏は比例代表から立候補することで調整を進める。
太田氏は、公明新聞記者、創価学会本部青年部長などを経て、1993年に旧東京9区から立候補して初当選。当選8回を重ね、2006~09年には党代表を務めたが、自公政権が敗れた09年の衆院選後に代表から退いた。第2次安倍政権では国土交通相を務めた。