地域政党「減税日本」を率いる河村たかし名古屋市長は27日、今夏の参院選愛知選挙区にフリーアナウンサーの岬麻紀氏(50)を擁立する方針を明らかにした。今春の統一地方選で選挙協力を結んだ日本維新の会と連携する意向で、維新側も岬氏の擁立について党内の調整を進めている。
河村氏らによると、岬氏は名古屋市出身。24日に河村氏と地元の維新関係者が岬氏と面会し、出馬の意思を確認した。2016年の前回参院選で、減税とおおさか維新の会(当時)は新顔を「共同公認」している。減税と日本維新の会は参院選の候補者の擁立に向けて協議していた。
愛知選挙区(改選数4)では、自民現職の酒井庸行氏(67)、国民民主現職の大塚耕平氏(59)、公明新顔の安江伸夫氏(31)、立憲民主新顔の田島麻衣子氏(42)、共産新顔の須山初美氏(40)、諸派新顔の古川均氏(65)が立候補を予定している。