アイガモ農法で活躍するアイガモのヒナの出荷が最盛期を迎えている。飼育をしている大阪府松原市の「ツムラ本店」では、卵からかえった10センチほどのヒナが走り回ったり、身を寄せ合ったりしていた。
どうぶつ新聞
いきもの目線
アイガモは、雑草や害虫を食べることで除草などの負担を減らし、無農薬や減農薬の米栽培を支えている。例年、4千~5千羽が全国の無農薬・減農薬栽培をしている米農家に出荷される。飼育担当の津村大介さん(28)は「将来の子どものためにも、食の安全に一役買って欲しい」とカモたちを送り出す。(柴田悠貴)