白血病で闘病中の競泳女子・池江璃花子選手について、指導する三木二郎コーチが1日、近況を明らかにした。3週間ほど前から入院先の病室にバイク型のトレーニングマシンを持ち込み、体調のいい日にこいで体を動かすこともあるという。
三木コーチは朝、通話アプリラインで体調を尋ね、問題ないようであれば入院先へお見舞いに行っているという。長いときで2時間ほど滞在するが、「体調次第。日によって違う」。
また、別の関係者によると、池江選手は一時的に病院外へ出られる状態で、4月に進学した日大水泳部のプールに姿を見せたこともあったという。
三木コーチはこれまで池江選手が所属していたスイミングクラブのコーチだったが、今月1日から日大水泳部のコーチに就任。池江選手からは「私が戻ったときは面倒を見て下さいよ」と言われたという。三木コーチは「東京五輪出場の可能性が1%でもあるなら、それに向けて周りのスタッフが協力するのみだと思っている」と話した。