|
超緩和路線からの出口戦略を進めていた米国や欧州の中央銀行は、このところの世界経済の変調で再び緩和路線へとかじを切ろうとしている。これに対し、一度も出口戦略へのチャレンジをしていない日本銀行の黒田東彦総裁はいま何を思っているだろうか。午後3時30分からの定例記者会見では、「動かぬ総裁」の胸の内がどこまで明かされるだろうか。 日銀は20日昼、前日から開いていた金融政策決定会合(年8回開催)で、市場予想通り、いまの超緩和路線の現状維持を決めた。少なくとも黒田総裁の体制下では、当分この超緩和路線に変更はなさそうだ。 黒田日銀が「異次元緩和」を始めてから6年2カ月がたつ。この間、日本経済はずっと景気拡大を続け、堅調な消費や設備投資の時期が続いていた。にもかかわらず、日銀は一度も引き締めをしていない。量的緩和、マイナス金利、長短金利操作と手を替え品を替え、新たな緩和策を繰り出してきた。 一方で、米国は2013年に前… |
「動かぬ日銀総裁」の胸の内は 欧米中銀は再び緩和路線
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
かんぽ問題、顧客への対応策「再報告を」 総務相が要求
バブル超え、国の税収60兆円で過去最高 消費税が支え
ビットポイント、流出は30億円相当 当初発表を修正
みずほFG、3連休ATM停止 システム移行で最終作業
かんぽ問題、「SNS厳禁」に局員憤り 内部告発を牽制
認知症の人の資産、10年後200兆円に 金融商品続々
三菱UFJ銀が有給インターン デジタル人材確保へ対策
旧契約後の病気で乗り換えできず かんぽで月1300件
かんぽ生命、不適切な販売 顧客不利な契約に乗り換え
日銀緩和は財政ファイナンスか 黒田総裁が漏らした本音
FRB、景気動向で利下げ転換を明示 金利は据え置き
どうなる堂島のコメ先物取引 大規模農家ら継続要請
ロスジェネは「人手不足の穴埋め」 救済策に透ける打算
ゆうちょ銀、高齢者に投信を不適切販売 直営店の9割で
シャープ、経営再建完了へ 優先株を銀行から買い戻し
G20財務相会議声明「貿易リスクに更なる行動の用意」
仮想通貨は「暗号資産」に改称 法定通貨との誤認防ぐ
「暗号資産」改称で信頼回復は 不正流出続いた仮想通貨
スルガ銀、社長以外は全員交代 取締役5人退任へ
ゆうちょ銀、スルガ銀との提携解消 住宅ローン代理販売
日銀のETF保有28兆円 来年、日本株の最大株主に?
金融庁、野村証券に業務改善命令へ 東証の情報を漏洩
公的年金だけでは老後不安 国は「自助」求めるけれど…
GDP、見せかけの成長 増税・貿易摩擦…不安な先行き
地方銀行7割が減益 収益モデル崩れ、日銀への恨み節も










