国交省は、来年の羽田空港・国際線の増便について、9つの国や地域に発着枠を配分することを決め、うちロシアやイタリア路線などが初めて羽田へ乗り入れるようになります。
来年、羽田空港の国際線は現在と比べて1日50便増えることが決まっていますが、国土交通省は2日、発着枠の国別の配分について発表しました。24便分についてはすでにアメリカ路線への割り当てが決まっていて、今回、新たに中国路線に8便、オーストラリア路線には4便などと26便分の配分が決まりました。これにより、発着枠はあわせて9つの国や地域へ配分され、うちロシア路線やイタリア路線など6つは初めて羽田空港に乗り入れるようになります。
運航する航空会社については、半数の25便を日本の会社が行うということで、全日空に13.5便、日本航空に11.5便を割り当てるということです。