サンマの不漁が続く中、2000匹を無料で振る舞う祭りが、予定よりも1週間遅れて宮城県名取市で開かれました。
「お一人様、一つね」
宮城県名取市で開かれたサンマ祭り。北海道根室沖などで獲れた2000匹のサンマが用意され、朝早くから多くの人が列を作りました。
訪れた人は自分たちで網の上にサンマを乗せ、炭火で焼いた秋の味覚を堪能しました。
「骨を取ったら中身がおいしかった。元気もりもりな気分になります」(訪れた人)
「やっと(開催に)こぎつけた。笑顔で食べてもらっただけでも本当にうれしい」(祭りを主催した「ゆりあげ港朝市協同組合」櫻井広行代表理事)
この祭りは先月25日に開かれる予定でしたが、不漁のためまとまったサンマが確保できず、1週間延期しての開催となりました。