「あおり運転」が社会問題となる中、損害保険大手の東京海上日動が来月から自動車保険の特約に「あおり運転」対策を追加することがわかりました。
東京海上では2年前から、衝突事故などに備え月650円でドライブレコーダーを貸し出す特約を始めていますが、10月から特約に「あおり運転」対策の機能を追加します。
あおり運転に遭遇した場合、ボタンを押すとオペレーターと通話が可能となり、オペレーターは場所などを把握したうえで、被害が深刻な場合は警察に通報するということです。
業界初というこの機能は契約をしている人は追加料金なしで利用できる仕組みで、東京海上は3年後に契約数を100万台にしたい考えです。
損保業界では損保ジャパン日本興亜が、ドライブレコーダーの映像を家族のスマートフォンなどに送信するサービスを先週から始めるなど、危険運転への対応が広がっています。