新型コロナウイルス感染が世界中に広がっており、すでに200ヶ国・地域以上で感染者が確認されている。中国国家衛生健康委員会国際司監察専員の李明柱氏は今月2日に国務院共同対策メカニズムが開いた記者会見で、同委員会はすでに国際協力専門家バンクを設置し、100ヶ国・地域以上と40回以上ビデオ会議を開き、中国の感染拡大防止・抑制対策の経験を共有していることを明らかにした。人民日報海外版が報じた。
李氏によると、新型コロナウイルス感染が流行して以来、中国はアフリカ諸国にできる限りのサポートを提供してきた。現在、医療従事者約1000人が長期にわたってアフリカで支援を行っている。感染流行発生後、国家衛生健康委員会は、医療チームが駐在している国における感染拡大防止・抑制対策をサポートできるよう指導した。現在までに各種研修や健康教育活動を250回以上実施し、1万人以上を訓練し、多くの言語で通達や対策ガイドを800部以上配布してきており、アフリカ人やアフリカの華僑・華人の多くをカバーしている。また、中国国内に遠隔指導を行う専門家チームを立ち上げ、ビデオ会議を開いて、アフリカの54ヶ国を対象に技術交流を行っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月3日