薄い緑色の「ウコン桜」(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
北京市にある玉淵潭公園では4月6日、非常に珍しい薄い緑色の桜「ウコン桜」が満開を迎えている。人々が思い描く一桜と言えば、一般的に「ピンク色の花びらに緑の葉っぱの組み合わせ」だ。花の色のバリエーションはさまざまだが、薄い緑色の花というのは非常に珍しい。この「ウコン桜」には花びらが一重の単弁と、花びらが幾重にも重なっている重弁があり、割合としては、重弁の花の方が圧倒的に多い。花びらの色は薄い緑色で、非常に優雅な雰囲気を醸し出しており、桜の中でも希少品種に属している。開花期は4月中旬から下旬、開花と同時に葉も茂る。開花当初の葉は茶色みがかった緑色をしており、花弁は淡い萌黄色であるため、遠目で見ると、淡く上品な翡翠のような色合いをしている。この薄い緑色の「ウコン桜」は日本が原産で、その珍しい花の色で多くの人々から愛されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月9日
|