第6回レノボイノベーションテクノロジー大会(Lenovo Tech World 2020)で、聯想(レノボ)は、独自開発の産業用ロボット「レノボ晨星ロボット」を発表した。同ロボットは、中国国産の飛行機の塗装を遠隔操作で行うことができる。環球網が伝えた。
レノボ研究院の研究開発専門家によると、晨星産業用ロボットの研究開発はニーズと緊急性が非常に高い任務で、民間航空機製造会社・中国商用飛機から依頼を受けて、最終的に製品化するまで1年を要した。5Gネットワークの遠隔操作を利用し、エッジコンピューティングやスマートサポートにより、作業員はロボットを高い精度で操作して塗装を行うことができる。その他、人の代わりに生産ライン、狭い作業空間、危険な場所、放射能が強い環境などで作業を行うことができ、人が作業することでもたらすリスクを大幅に低減することができる。その典型的な応用シーンとしては、組み立て作業ライン、塗装工場、配電設備のパトロール、原子力発電所などがある。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月5日