中国国務院共同対策メカニズムは今月11日、記者会見を開催し、北京市の新型コロナウイルス感染拡大防止対策管理について説明した。北京市衛生健康委員会党委員会の書記、主任を務める雷海潮氏は、「1月19日に1人目の新型コロナウイルス感染者が確認されてから、これまでに北京の対策は4段階を経てきた」と説明した。北京日報が報じた。
第1段階は1月19日から31日で、湖北省と武漢市からの流入が主だった。第2段階は2月1日から28日で、北京市以外からの流入症例と現地症例が混在していた。第3段階は、2月29日に初の海外からの流入症例が確認されてから3月30日までで、北京では主に海外からの輸入症例防止に絞った対策を講じた。第4段階は3月31日から現在に至るまでで、海外からの輸入症例が少しずつ減少し、「外部からの流入と内部での第2波発生の阻止」が対策の重点となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年5月12日
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