林松添・中国人民対外友好協会会長。 国の交わりは民の相親しむに在り。民の交わりは心の相知るに在り。民間友好の使者として、正しい位置づけと役割を見出し、民間外交の機能、資源、役割を十分に発揮する必要がある。「民によって官を促し、経済によって政治を促進し、地方によって中央を促進し、世界がより客観的、理性的に中国を認識し、認め、中国に同意するようにする。これは我々が根気強く努力すべき方向だ」と、中国人民対外友好協会の林松添会長は語る。 現在、新型コロナウイルス感染症は全世界に拡大し続け、人々の生命と健康の安全を深刻に脅かしている。林氏によると、感染症との世界の戦いを前に、国際社会が団結・協力して、共に困難を克服することこそが唯一の正しい選択だ。 林氏によると、国際社会が連携して感染症の試練と戦ううえで、地方の友好都市が民間外交の重要な取っ掛かりとなる。感染症発生後、80以上の国・160以上の外国の友好都市、友好組織、国際社会の友人が直ちに中国側に書簡や電報で見舞いの意を表し、惜しむことのない寄付を行い、中国国民が感染症に勝利するための貴い支持を行った。 林氏によると、世界で感染状況が逆転した後、中国の多くの地方政府が直ちに海外の友好都市に見舞いのメッセージを寄せ、速やかな支援を行い、数多くの感染対策物資を送った。インターネットを通じて感染症対策の経験を分かち合った。医療専門家チームを友好都市に派遣し、医療支援を行った地方政府も少なくなかった。 林氏によると、感染防止・抑制の国際協力には、マスク、防護服、人工呼吸器といった対策物資の「ハード面の支え」が必要であると同時に、見舞い、声援、心の通い合い、感染対策経験の共有といった「ソフト面の助力」も必要だ。 「民間外交は主体の多さ、資源の多さ、分野の広さ、大衆密着型、柔軟で多様といった強みを十分に利用して、中国国民と世界各国の人々との間に互いに見守り助け合い、共に困難を克服する橋渡しをし、中国国民と世界各国の人々が心を通い合わせ、苦難を共にする団結の精神を体現している」と林氏は言う。(編集NA) 「人民網日本語版」2020年5月13日 |
民間外交が新型コロナとの戦いを支援
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