外交部(外務省)の趙立堅報道官は18日の定例記者会見で、先日開催された新型コロナウイルス対策に関する中日韓特別保健大臣会合(テレビ会議)の状況を説明した。
【趙報道官】 中日韓は15日夜、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別保健相テレビ会議を開催し、共同声明を採択した。中日韓にとってこれは3月に開催した新型コロナウイルス感染症に関する中日韓特別外相テレビ会議、4月にASEANと開催した新型コロナウイルス感染症に関するASEAN+3(中日韓)特別首脳テレビ会議及び特別保健相会議に続き再び共同開催した、感染症との戦いの経験を共有し、意見交換する重要な活動だ。
中国側は会議で現在の感染防止・抑制の措置と経験を紹介するとともに、中日韓3か国の今後の協力について3つの提案をした。第1に、感染症との戦いにおける世界保健機関(WHO)のリーダーシップ発揮を支持する。第2に、共同対策の国際協力を積極的に実施する。第3に、医療システムの脆弱な国々の対処能力向上を連携して支援する。中国側は各国に引き続き連携して感染症に対処し、地域と世界の公衆衛生上の安全を共同で守り、人類衛生健康共同体の構築を支持するよう呼びかけた。日韓代表は自国の現在の感染防止・抑制の状況及び措置を紹介するとともに、世界の防疫におけるWHOのリーダーシップ発揮を引き続き支持したい考えを表明した。各国は世界の団結・協力、共同対策を強化する。
中日韓は一衣帯水の友好的隣国であり、ましてや感染症の前では苦楽を共にする運命共同体だ。感染症の発生以来、中日韓3か国は感染防止・抑制について互いに支持し合い、助け合い続けてきた。中国側は引き続き日韓と共に、緊密な意思疎通を保ち、防疫経験を共有し、感染防止・抑制措置で歩調を合わせ、感染を防止・抑制・阻止するこの闘いにおける最終勝利を手を携えて勝ち取り、地域と世界の公衆衛生上の安全を守るために貢献したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年5月19日