陝西省西安市のある高校でこのほど、クマの着ぐるみを着て、ユニークなダンスを踊りながら教室に入ってきた3年生のクラスを受け持つ教師が話題となっている。この教師は、中国大学統一入学試験(通称「高考」)を目前に控える生徒たちに少しでもリラックスしてもらおうと、この行動を思い付いたのだという。
クマの着ぐるみでダンスをする教師が教室に入ってきたのを見た生徒らは、大いに盛り上がり大歓声。教師も、「もう少しの忍耐よ」、「全力を尽くしてよ」、「このクラスは最高」、「高考がんばって」など、応援と期待を込めたメッセージが書かれたボードを掲げ、生徒らを力づけた。
最後に、生徒らの歓声が上がる中、この教師は着ぐるみの頭を取り、額の汗をふき、「みんなのことが大好き」と書かれたボードを掲げ、感動の「フィナーレ」を迎えた。
ネットユーザーは「まさに感動の瞬間だ」とコメント。
そして、「学生時代に戻りたくなった!」といったコメントも。
高考を目前に控え、高校3年生のストレスも大きくなるばかり。うまくストレスを解消し、ストレスを原動力に変えなければならない。全ての努力がきっと良い思い出となる。高校3年生、この時期、私たちはみんな奮闘していた!(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月6日